足もとをおろそかにする|『ピカソmeetsポール・スミス遊び心の冒険へ』
巨匠の名声に身構えつつ作品群を巡るうち、時代ごとの変化よりも、線と面への執着、ぎこちない手足が気になってくる。展示演出の遊びも含め、天才像をありがたがるより、自分の目で違和感を拾うことが面白い展覧会。
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我々はどこの展覧会に行き、帰るのか。
巨匠の名声に身構えつつ作品群を巡るうち、時代ごとの変化よりも、線と面への執着、ぎこちない手足が気になってくる。展示演出の遊びも含め、天才像をありがたがるより、自分の目で違和感を拾うことが面白い展覧会。
なんとはなしに行ってきた東京近代美術館の《アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦》展のメモだよ。展示されている作家は14名、点数はそれほど多くなく(とはいえ120点ほどらしいが)、最後のエリアは広いフロアが存分に使われていた、風...
東京国立近代美術館で開催されている《コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ》を見てきた。冒頭の開催趣旨には以下のようにある。 「昭和100年」、「戦後80年」という節目の年となる今年、美術を手がかりとして、1930年代から...
《ヒルマ・アフ・クリント展》(東京国立近代美術館)に行く。背景知識は皆無で、具体的なことは何も知らなかったが、展覧会そのものの情報は、何度か目に留まっていた。日本でも初の展覧会ということで、サブタイトルはないようだが、英題は《Hilma a...
月は昇っているか? 新聞を読んでいたら、「空の発見」という展覧会の情報が流れてきた。松濤美術館だという。渋谷のハイソなエリアというイメージがあるが、ざっくり道玄坂の上り切ったあたりだと気づく。渋谷の地理に弱い。もう20年近く前に1度だけ行っ...
東京国立近代美術館で開催されていた《TRIO パリ・東京・大阪モダンアート・コレクション》に行ったよ。オリンピックを介したイメージで企画された行事と思うが、文字通り、パリ市立近代美術館、大阪中之島美術館の作品が集まっている。似たような企画が...
3月、池大雅(いけのたいが)の展覧会に行ってきた。 出光美術館に出掛けるのは相当に久しぶりだし、以前に何を見に来たのかすら覚えていない。今回の池大雅、不勉強ながら知らない人だったが、文人画、そこから北画、南画の違いなど、なるほど、ということ...
東京国立博物館で展示中の《空也上人と六波羅蜜寺》へ出掛けた。2022 年 5 月 8 日まで開催されている。大河ドラマと関連する企画なのかよくわからんが、老若男女さまざまな顔ぶれが参観していた。 京都は六波羅蜜寺にある空也上人像、同じく仏像...
五島美術館で開催されていた《アジアのうつわわーるど》展を見てきた。昨年のことだ。二子玉川に寄ったという記事を先日アップした。その続きだ。その日の用事を終え、観光地はないかと検索した結果の訪問先となった。二子玉川の駅からは徒歩で 15 分ほど...
ゴールデンウィークの中日といっていいのか、2021/5/1(土)の深夜に Twitter を彷徨っていたら、ニコニコ美術館(ニコ美)で《【第二夜:江戸春画の名品たち】「春画展」》が開催されていた。特にやることもなかったので、ついつい最後まで...
ひさびさに知り合いに会う機会があり、せっかくなので楽しく時間を費やすコースを取ろうということで、Twitter でたまたま見かけた本展に出掛けてきた。中村橋に降りたこと自体が初めてであったが、美術館下にある図書館もなかなかよさげで、小さいな...
疫病の影響で春夏の季節が息をする間もなく過ぎた 2020 年はあまり博物館、美術館にも行かなかったな。というところで、東京国立近代美術館で開催中の《眠り展:アートと生きること ゴヤ、ルーベンスから塩田千春まで》を見てきた。この時勢と雨天だっ...
六本木は森アーツセンターギャラリーで開催されている《おいしい浮世絵展 ~北斎 広重 国芳たちが描いた江戸の味わい~》に行ってきた。リサーチしていたワケでもなかったが、ひさびさに美術館で浮世絵を眺めたいという機運が、Twitterに流れてきた...
西洋美術館の常設展示室での小展《内藤コレクション展 ゴシック写本の小宇宙》に出かけた。《ハプスブルグ展》と同日程となっており、最終日の行列に並ぶ。常設展の窓口を別にできないかと常々思うのだが、それはそれで難しいのだろう。 内藤コレクションと...
タイトルに深い意味は無くて、昔から遮光カーテンを使って生活しているのだが、現行で就寝している部屋はカーテンを用意できない(していないだけとも言える)小窓がある。そこから朝の明かりが入ってくるので、ちゃんと目覚められる。そんなら遮光カーテン自...
《出現》が有名なギュスターブ・モローの展覧会、はじめて汐留ミュージアムに出かけた。4階、30分待ちということで行列ができており、並んで入った。鑑賞後に、この記事を残すにあたって調べてみると、同ミュージアムがルオーを収蔵している関係か、201...